何歳から使用できますか 誰でも使用できますか

死海の塩は、生後6か月の赤ちゃんから大人までご使用になれます。初めてお使いになるお客様は、50g~の少ない量から始めてください。
敏感肌のお客様はお肌に異常が生じていないかよく注意し、お肌にあわないときは使用を中止してください。そのまま使用を続けますと、症状を悪化させる場合がありますので、皮膚科専門医等にご相談ください。赤ちゃんやお子様は、肌に異常がないかご家族がよく注意しながらご使用ください。

皮膚炎には効きますか

当社製品は医薬品ではなく化粧品です。肌に異常がある場合にはご利用をお控えいただいております。

イスラエルでは、死海浴を利用した乾癬やリウマチの治療センターや療養所(DMZメディカルセンター、死海クリニック等)が多数あり効果をあげていますが、(URL参照:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9169337)現地とは環境・気候・気圧も異なることから同じ効果があるとは限りません。また、当社死海の塩バスソルトの刺激の少なさや高い保湿力がアトピー性皮膚炎にきくという多数の評価をいただいていますが、医薬品のような効能効果はございません。

皮膚に異常のあるお客様は、症状が軽快された後、少量からお始めになり、様子を見ながらお使いください。もし途中で、お肌に異常が生じた際はご使用をおやめになり皮膚科専門医にご相談ください。

高血圧ですが、大丈夫でしょうか

まずは少量から、体調を見ながらご使用ください。
通常、死海の塩100gを200Lの浴槽に入れる場合では、問題は生じないと思います。その場合でもヒートショックを防ぐために、脱衣場とバスルームの温度差を小さくし、急激に体温があがり心臓に負担のかけることのないように、体に掛け湯をしてからぬるめの温度でゆっくりとご入浴ください。副交感神経の動きを促し、血管を拡大させて、血行をよくし筋肉の緊張を解くぬるま湯浴(37℃~40℃)で15分ほどの入浴、心臓に負担をかけない半身浴(みぞおちあたりまで)をおすすめします。

浴槽を傷める恐れはないでしょうか

通常使用(200Lのお湯に100gの死海のバスソルト)の場合には、ご使用後いつもの清掃をしていただければ大丈夫です。ステンレス製浴槽で傷がある場合などは、放置せず湯を流し、流水で浴槽を洗ってください。

風呂釜が錆びませんか

通常の使用量であれば、問題はございません。風呂釜やパイプ、排水管には錆びないように表面加工されています。当社では200Lのお湯に100gの死海のバスソルトをいれます。この場合、塩分濃度は0.05%となり錆が発生する海水3.4%よりもかなり薄いものです。
ただ、ご利用の風呂釜に経年劣化が心配されるようであれば、バスソルトは50gほどの量からお始めになり、錆が出ないかどうかご確認しながらご利用ください。また、継続使用の場合は塩濃度が高くなりすぎないように、時々ぬるま湯を通すなどしてお掃除をして下さい。
自動式風呂釜、24時間風呂などのご使用はお使いの機種の取扱説明書を読んでご使用ください。

追い炊き式や循環式のお風呂でも大丈夫ですか

追い炊きは問題ありません。継続利用の場合は塩濃度が高くなりすぎないように、時々ぬるま湯を通すなどしてお掃除をして下さい。また、発汗作用等によりさら湯よりもお湯がよごれやすくなっておりますので、2,3日に一度はお湯を交換されることをおすすめいたします。
自動式風呂釜、24時間風呂などのご使用はお使いの機種の取扱説明書を読んでご使用ください。

化学物質過敏症のお客様への対応に関して

現在、化学物質過敏症※1のメカニズムは未解明で、診断方法や治療方法なども確立されていません。

近年個別の対応を望むお客様が増えており、ご要望に寄り添った対応をして参りました。
しかし弊社における対応には限界があり、安全の確保及び保証は出来ません。

弊社の死海塩(エムナークリスタル、エムナーファイン、エムナーパウダー、ビューティ・ソルトの各ナチュラルソルト)は100%死海水由来の天然塩で、原料の時点では一般的な観点から極めて安全であると認識しています。

しかし弊社内には工場が併設されており、他社OEMや、ビューティーアロマシリーズ、フレグランスシリーズ等において精油や合成香料等の化学物質※2を使用した製品を製造しております。

弊社は厚生労働省の化粧品製造業許可を取得しており、その査察において、製造や保管の環境に関する指摘や指導を受けたことはございません。


天然塩として単体で販売する製品は、化学物質による製造時汚染や、保管時の移染に充分に留意しておりますが、発送後からお客様のお手元への到着までに発生する危険に対しては無防備です。


また、化学物質過敏症にお悩みの方でも、原因物質や症状は一人一人違うものと認識しています。

加えて化粧品として販売している天然塩に、何を望まれるかもそれぞれに違うでしょう。


これらを総括判断し、本当に悩んでいる方に対して、弊社製品が「絶対に」「安心して」ご使用いただけるという保証を安易にすることは無責任であると考えます。

加えてその安全性の確約は、化粧品の適正広告ガイドラインや化粧品公正競争規約にも違反するものです。

ゆえに化学物質過敏症(疑いを含む)へのお客様への販売は、公的な安全指針が示されるまでの間、差し控えさせていただきます。


ご理解いただけますようお願いいたします。


※1「化学物質過敏症」は東京都保健医療局の定義に従っております

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/kankyo_eisei/jukankyo/indoor/sickhouse_faq/sick_faq_08.html#:~:text=


※2 「化学物質」は総務省の調査する14物質(総揮発性有機化合物(TVOC)を含む)として定義しています

https://www.soumu.go.jp/main_content/000142629.pdf


【参考】

認定NPO法人化学物質過敏症支援センター

https://cssc4188cs.org/free/aboutcs