他社製品との塩の成分の違いを教えてください
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1回分成分量比較 (g/200L)グラフ
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製品成分比較グラフ
各塩の成分組成を見ると、岩塩は塩化ナトリウム(NaCl),エプソムソルトは硫酸マグネシウム(MgCl2)、死海の塩は塩化マグネシウム(MgCl2)が主成分です。その中でも、エムナーファイン(死海ミネラル塩)、エムナークリスタルは複数のミネラルをバランスよく含んでいることがわかります。
製品1回あたりの塩濃度からみると、 エムナーファイン(死海ミネラル塩)、エムナークリスタルは複数のミネラルが湯中に溶け込んでいて、他社製品より1回の塩濃度が濃いことがわかります。
これが当社のバスソルトがとてもよいといわれる要因だと思います。
ビューティソルトは湯中でドイツアルプス岩塩と同程度の塩濃度になりますが、ビューティソルトは塩化ナトリウムが主成分ではありませんので肌への刺激感は低いのです。
ビューティソルトは湯中で国産エプソムソルトと同程度の塩濃度になりますが、エプソムソルトと違い温浴後の保温力は高いのが特徴となります。
粒が大きいですが、ちゃんと溶けますか
当社の死海の塩は簡単に溶けます。掌の中で溶かして楽しみ、軽くお湯をまぜてご入浴ください。
お風呂に置いておいたら溶けてきてしまいました
当社の死海の塩は、大変水に溶けやすい性質を持っています。固まっても、溶け始めても、塩に水分が結びついただけで成分自体に異常はありません。ただ、気になることと思いますので、ご開封後は浴室ではなく脱衣場や洗面台、湿気の多くない場所で保管していただけますようお願い申し上げます。当社でも、湿気を吸いにくい袋や瓶への移行検討を進めております。順次変更してまいりますので、お待ちください。
色付き製品の色が変わってきた気がします
当社の死海の塩バスソルトの色素は、現在天然色素を使用しております。原料が塩のため、湿度、日光、温度等の保管状況により思わぬ変色が進んでしまう場合があるようです。お手元に届きました際には、1か月ほどで使い切っていただけますと香りも色も変わらずにお楽しみいただけることと思います。よりよい製品づくりのために、日々検討を進めておりますのでご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
お湯に色がつきません お湯に色が付く製品はありませんか
当社の死海の塩バスソルトの色素は、現在天然色素を使用しております。体に優しいことを第一に考えておりますので、タール色素等の合成色素は使用しておりません。そのために、製品に色はついていても、お湯に色がつくほどの量の色素は添加しておりません。
しかしながら、色があるほうが楽しく、リラックスできるというお客様の声もあります。 お湯に色を足してご使用になりたい場合は、お好みで食用色素などを入れてお楽しみください。
ミネラル分は入浴で肌に吸収されるのですか
論文によると、放射性同位元素を用いた研究で陽イオン(Na+ 、K+ 、Ca2+ 等)、陰イオン(SO42- 等)は皮膚や体内から浴水中へ、また浴水中から皮膚や体内への透過が確認されています。また、高温よりも微温浴37分30分浴のほうが湯中のイオンが体内に浸透しやいようです。pHはアルカリが高いほうが陽イオンが経皮体内侵入します。入浴後もその吸収は続くので洗い流さないほうがよいそうです。
入浴を停止すれば、成分は一部が体内で利用・蓄積され、過剰な成分は尿や糞便中(数日以内に速やかに)、皮膚(数週のうちに落屑)により排泄されます。また連浴した場合にも一定以上の体内侵入はないため弊害はないとされています。(参考;大島良雄、温泉化学、第29巻、第1号、p28-35(1978))